令和5年地価調査発表

 国土交通省が9月20日に発表した地価調査・基準地価格は全国平均の地価は2年連続で上昇し、「地方圏」の住宅地も31年ぶりにプラスに転じました。新型コロナの影響で落ち込んだ地価の回復傾向が鮮明となり、その流れが地方にも波及しています。
 読売新聞には、1面に地方31年ぶり上昇と見出しがあり、「TSMC効果熊本顕著」と小見出 にありました。3大都市圏を除く地方圏で、全用途と住宅地が31年ぶりに上昇しました。コロナ禍で悪化した地価が経済活動の正常化で上っています。 
 鹿児島県は住宅地の平均変動率が▲1.2%、商業地の平均変動率が▲1.3%。平均変動率はマイナスですが、鹿児島市内の吉野や谷山駅周辺の区画整理地域、武岡、明和などの住宅団地では地価が上昇しています。また商業地も鹿児島市の天文館アーケード内、鹿児島中央駅周辺、高麗町・上之園町、武、荒田などでは上昇しています。
 天文館中心分ではセンテラス天文館がオープンして1年、観光客も戻ってきて人流が増え、景況も回復傾向にあります。


新聞等で報道される、この「基準地価格」は鹿児島県のホームページから詳しい内容をダウンロードできます。(鹿児島県 基準地 で検索)また、全国の公示地、基準地の場所と価格の推移が、すぐにわかる「熊本県の地価」というホームページもあります。(熊本県の地価 で検索)

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