2023年第4四半期地価LOOK調査発表
令和6年2月22日、国土交通省は主要都市の高度利用地地価動向報告(地価LOOKレポート)を発表しました。 今回は第4四半期ですから10月1日から2024年1月1日の期間が対象期間になります。主要都市の高度利用地等における地価動向は、景気が緩やかに回復している中、利便性や住環境に優れた地区におけるマンション需要が堅調であることに加え、店舗需要の回復傾向が継続したことなどにより、5期連続で全ての地区において上昇又は横ばいとなった。住宅地では、7期連続で全ての地区で上昇しました。
◆特徴◆
○全80 地区のうち、上昇が 79 地区(前回78)、横ばいが1地区(前回2)、下落が0地区(前回0)となった。
○上昇地区79 地区について、変動率区分(上昇・横ばい・下落の区分)別に見ると、「上昇(3~6%)」が7地区、「上昇(0~3%)」が 72 地区となった。○住宅地では、7期連続で 23 地区全ての地区で上昇となった。
○商業地では、上昇が56 地区(前回55)、横ばいが1地区(前回2)となった。このうち、変動率区分が「上昇(0~3%)」から「上昇(3~6%)」に移行した地区が4地区、「横ばい(0%)」から「上昇(0~3%)」に転じた地区が1地区となった。
◆主な要因◆
○住宅地では、利便性や住環境に優れた地区におけるマンション需要に引き続き堅調さが認められたことから、上昇が継続した。
○商業地では、人流の回復を受け、店舗需要の回復傾向が継続したほか、オフィス需要が底堅く推移し たことなどから、上昇傾向が継続した。
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